メトロポリタン美術館

NY話のつづき。
2年前に行かなかったメトロポリタン美術館。今回はいってきました。
私はこじんまりとした美術館が好きなので、メッツは疲れてしまって
感動が薄れてしまうかも・・・と思っていたのですが、そんなことは全くなく!
圧巻でした。

こちらは、ロバート・リーマン・コレクションのエリアです。
この空間ひとつとっても圧巻。

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通路とおもいきや、さらりとマネ、ピカソ、マティス・・・と飾ってあります。
このさらっと感がすごく心地よい。

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こちらはModernArtセクション。
平日だったのですが、学校の授業の一環なのか、
先生に引率された子供たちが
ディスカッションしながらデッサンをしていました。

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ごろんと横になって、なにか必死に描いている子↓

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偶然かもしれないけど、ModernArtのセクションに子供が多くて
なんか良いなぁと思いました。
だってメッツは、古代のものとか中世とかヨーロッパの名画が
ごろごろしているのに、あえて現代アートを子供に見せる。

私が小学生のころは古墳(笑)とか、美術っていったら古代のものばかり
見せられていた気がする。
感性はいろいろだけど、時代の先端のアートは、
感性が豊かな子供ほどみて楽しいのではないかなぁと。


19世紀20世紀初期のヨーロッパセクション。
マティスのDANCEです。
MOMAにあったマティスのDANCEとはまた違って。

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そしてクリムト。遠くからすーっと吸い寄せられてしまった2枚。

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そしてゴッホへとつづくのですが、それはまた次回に。

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すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している

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美しい副題に惹かれ、行ってきました、神奈川県立近代美術館 鎌倉!

内藤 礼
すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している

誰がこんな美しく完成された副題を考えたのかと思えば、
ジョルジュ・バタイユの『宗教の理論』のなかにある一節とのこと。さすがです。
学生時代を思い出す。(ゼミの先生がよくバタイユを引用していた。)

展示も、美術館にマッチしたインスタレーションで、鎌倉まできてよかったと思いました。
テラスに座りながらきらめく作品と、その先の風景を眺める。気持ちいい!良い天気でよかった。

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写真はテラスにある作品ですが、パンフレットの通り、室内展示では、
ガラスケースの「むこう側」を歩き作品を眺めることができる。
自分が作品の一部となり、見られ、見ること。
ちょっとした発想の転換なのかもしれないけど、斬新でとても不思議な体験だった。

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Arts&Crafts展

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日曜日、上野の東京都美術館へ。
日差しはあたたかいけど、強風で埃まみれになってしまった。
風がなければ、良いお散歩日和だったはず。

アーツ&クラフツ展では、手仕事の素晴らしさ、ものづくり素晴らしさに触れる。
展示室に入って最初に飛び込んでくるウィリアム・モリスの言葉

「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」

・・・自分の部屋を思い出して、少しうなだれる。
まずは掃除からです。

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ピカソとクレーの生きた時代展

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二週間くらい前になってしまいましたが、渋谷のBunkamuraで開催中の
「ピカソとクレーの生きた時代展」に行って来ました。
一緒に行った人とも話したけど、時代でくくっているのがとてもよかった。
20世紀のはじまりというと、浮かんでくるのは暗く重い時代。
人類史上初の世界大戦へと突き進んでいった世界と
クレーの軽やかでファンタジックな世界はなかなか結びつかない。
でも同時代のアーティストの作品を一緒に観ていくと
やはり紛れもなく’あの時代’なんだということが伝わってきた。

あの時代を生きながら、アーティストたちがどのような作品を残したのか。
ぜひぜひみなさんの目で確認しにいってください。
シンプルで観てまわるのに疲れない広さもよかった!

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ノマディック美術館

 先週の日曜日、ケリーのライブ@5回目に行ってきたんですが、THE ENDLI WATRE TANK2とほぼ同時にお台場に出現した移動美術館・ノマディック美術館にも行ってきました。こちらの美術館も6月24日まで。いろいろとケリーと共通する点が多いと思ってしまうのは、ファンのエゴでしょうか?笑

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 グレゴリーコルベールによる
『Ash and Snow』展 inノマディック美術館


ちなみに写真は5月に撮ったもの。このときは美術館の前にお花がたくさん咲いてました。


 写真と60分の映像1本、数分間の映像2本、さらに60分の映像には詩とも小説ともとれるようなメッセージが流れる、複合アートの展示会。ノマディックって、きっとノマドの形容詞形ですよね?遊牧的なとか定住しないという意味かな。わずか3ヶ月間のためにお台場に建てられた移動美術館、確かにノマド的。壊されたあとにゴミにならないように、移動先でレンタルされたコンテナで造られているそうです。

 このコンテナでつくられた建物が、写真や映像の雰囲気にあっていてよかったなぁ。建物に入ると、数十メートルのまっすぐな通路沿い、左右に写真が展示されていて、真正面に1つ目のスクリーンが用意されている。これがなんとも見事。結構、映像は映像だけで個室にしてしまう美術館って多いように思うんですけど、入った瞬間、左右に掲げられた写真と、その先に広がるスクリーン、そして音楽によって、一気にグレゴリー・コルベールの世界に引き込まれる感じ。スクリ-ンの映像が写真を見るときに邪魔してこない、むしろ写真を見終わって、次の写真へと歩くときに目に飛び込んでくる映像に、だんだんだんだん近くなるスクリーンに、なんだか高揚していく感じ。見事でした。たぶん、最初が一番興奮しました!

 建物自体はそんに大きくないけど、映像に見ごたえがあって(映像のスクリーンの前には丸い木のイス…というかオブジェというか…のようなものがたくさん置いてあって座れるようになってます。)内容量的にはちょうど良い。私はヨーロッパみたいな大きな美術館は疲れてしまうタイプなので、美術館をまわって、疲れ果てるのではなく余裕がもてるくらいが好きです。

 内容に関しては、映像は美しく、写真はとっても神秘的だったけど(合成じゃないとあったけど、それが信じられないくらい。)、なぜだろう、あんまり響かなかった。動物、自然との協調・調和、メッセージ性は十分なはずなのに。あまりにも幻想的にうつってしまったのかも。でも、建物も含め、演出はすばらしいものだと思います。

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横須賀美術館

 梅雨入り前の6月の土曜日、横須賀美術館へ。

spoonで写真を見てから、行ってみたいなぁと思っていた4月にオープンしたばかりの美術館。ちなみに横須賀市の市制100周年事業として建設されたものだそう。
雨だったら行かないつもりだった。写真を見たときから、絶対に晴れた日に行きたいと思っていたから。でもでも、昨日はお天気に恵まれ、この自然美術館日和でした。

Imgp1467_1 全面をガラスで覆われているのは、目の前に広がる海の潮風から建物を守るため。
背面には観音崎公園のある深い山。
美術館の前の道路を越えれば、ボードウォークになっていて海沿いを歩くことができる。美術館の屋上から海を眺めるのも気持ちいいし、さらに魅力的なのが屋上から観音崎公園へと散歩道がのびていること。上り坂からはじまるけど、ちゃんと道は舗装されているので、ハイキングルックじゃなくても恐れる必要なし。緑の匂いが気持ちいい素敵なお散歩コース。

Imgp1472_1 青い海と新緑の山とガラス張りの美術館はちゃんと交じり合っている。これは美術館が計算されて建てられているからだよなぁ。なんでも、地形を考えて建物を半分地下に埋め込んであるんだそう。だから建物が自然を圧迫している感じがしない。さらに傾斜を利用して建てているから、屋上からそのまま散歩道にアクセスできるんだよね。これ本当に良いアイディア!
右の写真は屋上からの眺め。東京湾が目の前に。

ここまで書いてみて、改めて自分は展示ではなくて、建物そのものを楽しみにしていたことがわかる。そうなんだよね、展示にはたいして興味がなかった。でも、別館の谷内六郎館はよかったなー。HPで見たときはどうかなぁと思っていたんだけど。谷内さんの絵を見ていると、「わかるなぁ、この感覚!」という日常の中で遭遇する切り取りたい瞬間とでもいうのかな、ほんのちょっとだけ特別な瞬間を絵に描き込んでる感じがして、見ていてすごく共感してしまった。絵本を読んでいるような優しい絵。

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観音崎公園で遭遇した花畑。アスレチックなんかもあって、子供にまじってついつい遊んでみた(何歳だよ)

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夕暮れ。周辺に溢れる自然をふくめ、丸一日楽しめた美術館。良い場所につくったなぁ。都心から約1時間半、行きは近いと感じたけど帰りは疲れもでて少し遠く感じた。でも、ちょっと遠出をしたいとき、都会から抜け出したいときにはもってこいだよね。その遠さが、電車に乗ってる時間がまた良い。


「都市の美術は終わった」妻有アートトリエンナーレで聞いた言葉がよぎる。
自然の中でアートに触れたほうが、ずっと気持ちがいいし、アートも空気もおもいっきり吸収できる気がする。自然ってどうして邪魔をしてこないんだろう。

近くにスパつきホテルも、格安の青少年の村もあるみたい。今度は泊まりで行ってもいいなー。良い美術館でした。

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